ネット恋愛!?

3月は本当に話し込んだ。
話題はどんなものだっただろうか。
今でも多いが、勉強や受験の話題、時事のニュースネタだったか。
普通は好きな人と話すようなネタじゃない話題が多い気がする。
もちろん他の話もたくさんしたわけだ。
気がついたら毎日話さなきゃ気が済まなくなるぐらい自分がハマっていた。

ある日気づいた自分が彼女のことを好きだっていう感情を自分で否定したくなった。
それが全然できなかったんだ。

もともと自分はネット恋愛というものには否定派。今でもそれは変わらない。
矛盾していることは十分に理解しているつもりだ。
簡単に理由を書くと、ネットは信頼性がないからの一言に尽きる。
顔も見えない相手を信頼するのはバカだっていう考えが自分の中にはずっとある。
これは今も変わらないし、これからも変わることがないだろう。

さらに自分は遠距離恋愛も嫌いだった。
彼女とよく話すようになって1か月。
自分なりに彼女の性格がどういう感じなのかは把握してきていた。
性格的には遠距離が向いてないだろうと感じた。
自分自身も遠距離は苦手であると認識していた。

ネット恋愛も遠距離も否定的な自分がなぜ彼女を好きになってしまったんだろう。
とても悩んだ。
そんな悩みを話せたのも彼女だけだった。

3月の後半だっただろうか。
彼女が受験生になるので、4月からパソコンにあまり触れなくなることを聞いた。
パソコンをやろうと思えば毎日でもできたんだろうと思う。
でもそこは絶対勉強を優先してもらいたかったし、彼女もそういう考えであった。
悩みまで話せるようになって1か月足らずのことだ。
普通のネット友達ならこの4月を境に忘れてしまってもいいぐらいの関係だろう。
でも彼女のことをどうしても忘れたくなかった。
自分のことも忘れてほしくなかった。

そういう話を彼女として、話しあった。
何故だか、自分が一方的に連絡を切らないかと持ち出したんだっけか。
結局のところ、お互いの素直な気持ちは連絡を切りたくない。
そういう気持ちだったんだ。

自分のネットに対する考え方と矛盾していたが、なぜか妥協してしまった。
彼女のことを信頼してしまったと言った方が正しい。
これに関しては出会って1年以上経った今も話し合うことだが、
自分も彼女も全く後悔していない。




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続くメールの中で

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